婚活をするというのは、どういうことか? 婚活という市場に、自分を棚卸しすることです。そこにいる女性たちはみんながお相手を探しているので、ライバルはたくさんいます。その中で勝ち抜くには、どうしたら良いのか。今回は、それを考えていきましょう。

目次
・男をさりげなく立てる女
・共感あいづちとタブーあいづち
・明るくてポジティブな女を目指して
・プロ彼女の正体

男をさりげなく立てる女

仕事ができて知識も多く、雑学も知っている。そんな女性は素敵ですよね。でも、勉強のできる頭の良さを、男性は女性に求めていません。男性が求めているのは、周りに気が遣える、男をさりげなく立てることのできる賢さのです。

また、男性からモテる女性というのは、出来ることを自慢したり、知識をひけらかしません。たとえ男性が間違ったことを言ったとしても、頭ごなしにそれを否定せず、遠回しに正解へと導く優しさを持っています。

強そうに見せていても男性は、プライドが高くて打たれ弱い。だからこそ、上手に立ててあげることが大事なのです。

共感相槌とタブー相槌

共感相槌「さしすせそ」を知っていますか?

「さ」さすがですね〜

「し」知らなかった〜

「す」すごいですね〜

「せ」センスありますね

「そ」そうなんですが

対して、タブーな相槌「たちつてと」は、

「た」退屈〜

「ち」違うでしょう〜

「つ」つまんない

「て」テキトーでいいわよ

「と」とんでもない

共感の「さしすせそ」は、会話の中で、たくさん使ってくださいね。そして、「たちつてと」は、使わないようにしましょう。

明るくてポジティブな女を目指して

あきおさん(37歳、仮名)がお見合いしたみさとさん(32歳、仮名)は、あきおさんが密かに推しているアイドルに似ていました。一目惚れし交際希望出すと、みさとさんからも交際希望が来て交際になり、天にも昇る気持ちでした。

ところが、2度ほどデートを重ねた後に、あきおさんは、 “交際終了”を出してきたのです。その理由がこうでした。

「口を開くとネガティブなことしか言わないんです。会社の人間関係もうまくいっていないようで、この間は、同僚の悪口を1時間以上聞かされました」

どんなに美人でも、アイドルのように可愛らしくても、口を開けばネガティブ発言、人の悪口を言っていたら、男性の気持ちは離れていきますよね。

結婚して、仕事から疲れて帰ってきたのに、ネガティブ発言ばかり聞かされていたら、辟易してしまいます。そんな女性と暮らしていても、楽しくありません。

男性も結婚は、生活だと捉えています。結婚相手にはアイドルの可愛さよりも、男を立てることのできる気立てと優しさを求めていますよ。

プロ彼女の正体

“プロ彼女”という造語が、いっときネット上で流行りました。容姿端麗で料理が上手く気遣いも出来る女性。芸能人やスポーツ選手など、有名人のみを対象に付き合うのですが、彼女たちは見事に、そうしたハイステータスのお金持ち男性を手中に収めていきます。

一方で”港区女子”という女性たちもいます。容姿端麗で夜な夜な港区に出没しては、芸能人やスポーツ選手のようなステータスの高い男性たちと遊びまくる。高級料理やお酒をご馳走してもらうことをステイタスとする。

プロ彼女と港区女性の違いは、何か。

プロ彼女は、決して出しゃばることなく、謙虚に振る舞い、男をたて、したたかに妻という座を射止める。それを最終目的としています。

いっぽう港区女子は、若さや美しさを売りにして、自分たちが男性からモテることを楽しんでいる。ですから、若さで勝負できない年になると、若い港区女子に押し出されて、座を退かなければならなくなるのです。

どちらが賢い女性の姿か、もうお分かりですね。

まとめ

婚活においても、“私は綺麗だから、いつでも選ぶ立場にいる”。そんな女性は、どんな男性からも選ばれずに、婚活市場をさまようことになります。婚活で成功するのは、さりげなく男性を立てて、選ばれる努力ができる女性です。本当にモテる女性の立ち位置を、もう一度見直してみてくださいね。