「交際希望」がもらえるお見合いの仕方

「お見合い」で素敵な人に出会っても「交際」につながらなければ、結婚には至りません。必ず「交際希望」のお返事をいただけるようなお見合いをすることが大事。どうしたらお相手の気持ちをうまくつかめるのか、その方法を一緒に考えていきましょう。

目次　お見合いを４つのシーンにわけて考えましょう
・「起」　出会った時の接し方
・「承」　本題の話の盛り上げ方
・「転」　自分と付き合うことのメリットをアピール
・「結」　未来に繋げる話をする

「起」　出会った時の接し方

申し込まれたお見合いだった場合は、「お申し込みいただき、ありがとうございました。お目にかかれるのを楽しみにしていました」

申し込んだお見合いだった場合は、「お見合いを受けていただきありがとうございます。プロフィールを拝見して、ぜひお目にかかってみたかったので、お会いできてうれしいです」

まずは出会えたことへの感謝の気持ちを伝えることで、お相手にいい第一印象を与えることができますよ。

飲み物を頼んだら、天候やここまで来た交通機関の話などで、会話をすべり出しましょう。

「今日は暑いですね」
「今日はあいにくの雨ですね」
「電車、混んでいませんでしたか？」
「電車が遅れて大変でしたね」など。

この時、「どこから来られたのですか？」「何線で来られたのですか？」「どのくらいの時間がかかりましたか？」など、お相手の住んでいる場所が特定できるような質問は避けましょう。

「承」　話の本題に入っていく

会話が途切れてしまうのが怖くて、話題を次々に提供してしまう人がいます。それはかえってお相手を疲れさせてしまいます。また次々に話題を振ると、一問一答形式の会話になってしまい、話をしていても楽しくありません。

こちらから矢継ぎ早に質問を繰り出すのではなく、相手が話したことに共感して、そこから話題を広げていくようにしましょう。

「趣味に映画と書かれていましたが、どんな映画が好きなんですか？」
「アクションものです」
「アクションものですか。私、あまり見たことがないんですけど、何がおすすめですか」
「〇〇〇〇（作品名）です」
「今度観てみようかなぁ。映画は映画館で観る派ですか？　自宅で観る派ですか？」

相手に共感して、そこからその話題に関する次の話へと広げていきましょう。自分のことを話すよりも、聞き上手になることを心がけてください。

「笑顔」
「はっきりと話す」
「相手の目を見て話す」

これが、会話をする時の基本のマナーです。

●沈黙にならない鉄板ルール「た　ち　つ　て　と　な　か　に　は　い　れ」

「た」　食べ物、旅の話
「ち」　地域の話（都内や県で大きく括って）
「つ」　ツアー、旅行の話
「て」　天気の話、暑い、寒い
「と」　友達の話　ヨガの話が出たら「僕は全然詳しくないけど、友達がヨガの先生をしていて」と友達の話を振って話題を広げる。
「な」　名前、苗字の由来など
「か」　家族の話、兄弟姉妹の話
「に」　ニュースで話題になっていることなど
「は」　流行りの話、マイブームなど
「い」　衣装の話　小物や服の趣味
「れ」　レジャーの話

●共感相槌　「さ　し　す　せ　そ」

「さ」　さすがですね
「し」　知らなかった～
「す」　すごいですね
「せ」　センスいいですね
「そ」　そうなんですね

「転」　自分とつきあうことのメリットをアピール

会話の中で、自己アピールをすることも大切です。ただし、自己アピールは、さりげなく。自慢話にならないように気をつけましょう。

◆動ける人間であることを強調しましょう。
アクティブな性格なので、どんな場所にデートで行っても楽しめることを伝えましょう。
男性は、女性をいいなと思っていたら、会話の中でさりげなく次のデートを取り付けてしまうのも一つの方法です。
「イタリアンが好きなんですね。じゃあ、おいしいイタリアンのお店を探しておくので、次回ぜひ一緒に行きましょう」

◆ポジティブな人間なので、一緒にいたら楽しいことをアピール。
「たとえ失敗したとしても、行動することに意味があると思うんです」
「失敗からも学べるし、前に進んでいけば道は開けますよね」
「いつも笑顔でいられる家庭がいいなと思っています」

◆向上心があるタイプだと伝える。
「〇〇さんは、自分とは全く違う世界の人だから、話を聞くと刺激になります」
「違う業種からも、自分の仕事に生かせるヒントってたくさんもらえますねぇ」