年収が1000万円を越える人のことを“1000万円プレーヤー”と言ったりもしますね。多くの女性たちが、結婚するなら高年収の男性がいいと思っていることでしょう。

しかし、1000万円の男性と結婚して、セレブな生活ができるのか、今回は考えていきましょう。

目次
・日本は累進課税制度の国
・国からの支援金も無償、または減額
・年収1000万円の手取りはいくら?
・高所得者は、見栄っ張り

日本は累進課税制度の国

実は高所得者の生活は、一見裕福に思えてもむしろ苦しいと言うのが、最近よく言われていることなのです。最近ネットなどに「高所得者貧乏」という言葉が飛び交っているのをご存知ですか?

それは、なぜなのでしょうか?

日本は累進課税制度なので、年収1000万円になると、所得税はもちろん、社会保険料の負担額も大きくななります。年収が500万だったとすると、天引きされる所得税の税率は5%で7万7000程度。これが1000万になると税率が20%にハネ上がるので、63 万1千円と9倍にアップするのです。

国からの支援金も無償、または減額

さらに、高所得者には、国も冷たいのです。

政府給付金や高校学費無償化の公的補助の対象外にされたり、児童手当が減額されたりと、子育てにも厳しい条件となります。
国は、弱い人たちの味方なのですね。

年収1000万円の手取りはいくら?

これは、会社の雇用条件にもよりますし、役職がついているとその手当もあるので、正確な数字は出せないのですが‥‥。

一般的な話をしましょう。1000万の所得男性が、所得税や社会保険料などを引かれた後の実際の手取り額はおおよそ700万から750万円程度という計算になります。1か月の月収でいえば、62〜63万。それを手取り換算すると、45〜47万円前後。

え〜っ、そんなに少なくなってしまうの? と思いませんか?

高所得者は、見栄っ張り

ですが“1000万プレイヤーのプライドなのでしょうか。みなさん、高級車に乗ったり家賃の高い家に住んだりしますよね。結婚後は、子どもを私立に通わせたり塾に通わせたりと、散財するのです。

そんな中で、貯金ができない世帯も一定数いると言われているのですよ。

まとめ

セレブ婚に憧れる女性たちは、もっと現実に目を向けた方が良いかもしれません。男性の経済に自分の人生を丸投げしてしてしまう女性は、行先不安定な今の時代には流行りません。

結婚生活は、2人で力を合わせて築いていくもの。そう考えて、男性の優しさや経済力に甘えずに婚活している女性が、今の時代は選ばれるのです。